ノーコード自動化ツール比較|Zapier・Make・IFTTTでできること
「フォームに入力があったらSlackに通知したい」「新しい記事を公開したらSNSに自動投稿したい」といった、アプリ同士をつなぐ自動化(ワークフロー)を、コードを書かずに組めるのがこの記事で扱うツール群です。個人ブログやスモールビジネスの運営でも出番が多いジャンルなので、それぞれの特徴を整理しました。
💭 調べてみて思うこと
自動化ツールというと大掛かりな業務システムのイメージがありましたが、実際には「フォーム送信をSlackに転送する」くらいの小さな連携から始められるのがいいところだと感じました。まずは1つだけワークフローを作ってみて、便利さを実感してから広げていく、という始め方が向いていそうです。
比較表
| ツール | 特徴 | こんな人におすすめ |
|---|---|---|
| Zapier | 連携できるアプリ数が非常に多い・世界的に利用実績豊富 | とにかく対応アプリの多さを重視したい人 |
| Make(旧Integromat) | ビジュアルなフロー画面で複雑な分岐も組みやすい | 条件分岐など少し凝った自動化をしたい人 |
| IFTTT | 「もし〜したら」のシンプルな1対1連携に特化 | スマホアプリ連携など手軽に始めたい人 |
Zapier|対応アプリの多さで選ぶなら
Zapierは自動化ツールの中でも老舗で、連携できるアプリの種類が非常に豊富なのが特徴です。Googleフォーム・Slack・スプレッドシートといった定番アプリはほぼ網羅されており、「このアプリと連携したいけど対応してるか不安」という場面が少ないのが強みです。無料プランはワークフロー数や実行回数に制限がありますが、まず小さく試すには十分な範囲です。
向いている人: 連携したいアプリが多岐にわたる人、まず定番の組み合わせから始めたい人。
Make|複雑な条件分岐を組みたいなら
Makeはフローをビジュアルな図として組み立てられるのが特徴で、「AならX、BならY」のような条件分岐や、複数のアプリを経由する複雑なワークフローも比較的作りやすい設計になっています。画面上でデータの流れを目で追えるので、ワークフローが複雑になってきたときの見通しの良さはZapierより優れているという声もよく見かけます。
向いている人: 条件分岐など少し凝った自動化を組みたい人、フローを視覚的に把握したい人。
IFTTT|手軽さを重視するなら
IFTTT(IF This Then That)は、その名の通り「もし〜が起きたら、〜する」というシンプルな1対1の連携に特化したツールです。スマートホーム家電やスマホアプリとの連携に強く、個人利用の手軽な自動化に向いています。ビジネス用途の複雑な連携よりも、日常的なちょっとした自動化を求める場合に選ばれやすい傾向があります。
向いている人: 個人利用でシンプルな自動化から始めたい人。
ブログ運営での使いどころの例
- 問い合わせフォームの送信内容をSlackやメールに自動転送する
- 新しい記事を公開したことをSNSアカウントに自動投稿する
- スプレッドシートに記事のアイデアを書いたら、自動でタスク管理ツールに追加する
いずれも「これがないと運営できない」というほどではありませんが、手作業で毎回やっていた通知や転記の手間を減らせるのは地味に大きいポイントです。
よくある質問
Q. 無料プランだけでも運用できますか? A. ワークフローの数や月間の実行回数に上限があるため、個人ブログの小規模な自動化であれば無料プランの範囲でも十分足りるケースが多いです。実行回数が増えてきたら有料プランへの切り替えを検討する形になります。
Q. どれか1つに絞るべきですか? A. 対応アプリの多さで選ぶならZapier、条件分岐を含む複雑なフローを組みたいならMake、というのが大まかな目安になります。まずは無料プランで試してみて、自分のやりたい連携に合うかどうかで判断するのがおすすめです。
問い合わせフォームまわりの選び方はノーコードで問い合わせフォームを作る方法の記事でも解説しています。