ChatGPTで書いた記事はGoogleに評価されない?E-E-A-Tとの付き合い方
「AIで記事を書くと、Googleの評価が下がるのでは?」という質問をよく見かけます。結論から言うと、AIを使ったこと自体がペナルティの対象になるわけではありません。問題になるのは、AI・人間を問わず「読者の役に立たない、独自性のない量産コンテンツ」です。
この記事では、Googleが公表している考え方をもとに、AIツールと上手に付き合いながら評価されるブログを作るポイントを整理します。
GoogleはAI生成コンテンツをどう扱っているか
Googleは検索セントラルのブログなどで、コンテンツの生成方法(人間が書いたか、AIが書いたか)そのものではなく、コンテンツの品質と、読者の役に立つかどうかを評価基準にしていると繰り返し説明しています。つまり「AIが書いたから低評価」なのではなく、「中身が薄い・オリジナリティがない記事だから低評価」になっているだけ、というのが実態に近いです。
E-E-A-Tとは何か
E-E-A-Tは以下4つの頭文字を取った、Googleの品質評価ガイドラインで使われる考え方です。
- Experience(経験): そのテーマについて実体験があるか
- Expertise(専門性): 専門的な知識に基づいているか
- Authoritativeness(権威性): その分野の情報源として認知されているか
- Trustworthiness(信頼性): 情報が正確で、運営者情報が明確か
特に2022年以降、この中の最初の「E」= Experience(経験)が追加され重視されるようになりました。これはまさに、AIが苦手とする部分です。AIは一般論を流暢に書けますが、「実際に自分が使ってみてどうだったか」は書けません。
💬 個人的な感想
このブログを作っている最中、まさにこのE-E-A-Tの壁にぶつかりました。最初にAIの力を借りて記事の下書きを作ったとき、内容としては破綻していないし、情報も一通り網羅できている。でも読み返すと、どこか「よそでも読んだことがある文章」に感じてしまったんです。何が足りないのか考えて出た答えが、結局「自分の言葉で語っている部分がゼロだった」ということでした。それに気づいてからは、下書きの中に必ず「自分はこう思った」「実際にこの作業でこう困った」という一文を最低1つは差し込むようにしています。地味な作業ですが、これをやるかやらないかで記事の読み心地はかなり変わる、というのが今回の一番の発見でした。
AIツールと実体験を組み合わせる書き方
具体的には、以下のような工程でAIを活用するのがおすすめです。
- 構成案・下書きはAIで効率化する: 見出し構成、一般的な説明部分の下書きはAIに任せて時間を節約する
- 一次情報を自分で足す: 実際に使った感想、スクリーンショット、具体的な数値(表示速度・料金など)を自分の言葉で追記する
- 事実確認を必ず行う: AIが生成した固有名詞・料金・仕様は、公開前に必ず公式情報と照合する
- 運営者情報を明確にする: 「誰が書いているか」が分かるようにし、運営者情報ページを整備する
このブログでも、AIツールの紹介記事(例:AIライティングツール比較)は、AIで構成のたたき台を作りつつ、実際に使った印象や向いている人の判断は自分の言葉で書くようにしています。
やってはいけないパターン
- AIの出力をそのままコピペして公開する
- 同じテーマの記事を、切り口を変えずに大量生産する
- 実際には使っていないサービスを、あたかも使ったかのように断定的に書く
これらは「AIを使ったから」ではなく、「読者にとって価値のない情報だから」評価が下がる典型パターンです。特に3つ目は注意が必要で、使ってもいないサービスについて「使ってみたところ〜」と断定的に書くのは、読者に対して不誠実なだけでなく、後から事実と食い違いが見つかったときにサイト全体の信頼を損ないます。まだ実際に試していないサービスについては、「公式情報や評判をもとにした考察」であることが分かるように書くほうが、結果的に長く読まれるブログにつながると感じています。
よくある質問
Q. AI検出ツールでチェックされて低評価になることはありますか? A. Googleは「AI検出」を検索順位の直接的な判定材料にはしていないと公表しています。判断基準はあくまでコンテンツの質です。
Q. どのくらい自分の言葉を足せば十分ですか? A. 明確な基準はありませんが、「この記事、自分以外にも書けるな」と感じる部分があれば、そこに実体験や具体的な数字を足すサインだと考えるとよいです。
Q. 運営者情報はどこまで詳しく書くべきですか? A. 本名や住所まで公開する必要はありませんが、「どんな経験・視点で記事を書いているか」が分かる程度の自己紹介は用意しておくと信頼性につながります。
まとめ
AIライティングツールは、記事作成のスピードを大きく上げてくれる便利な道具です。大切なのは「AIを使うかどうか」ではなく、「自分にしか書けない実体験や検証結果を、どれだけ記事に足せるか」。この視点を持っておけば、AIを活用しながらでも読者とGoogleの両方に評価される記事を積み上げていけます。