ノーコードチャットボット作成ツール比較|問い合わせ対応を自動化する
⚪ この記事について
このブログでは、実際に導入・契約していないサービスについて書いた記事に「調査ベース」のバッジを付けています。この記事もそのひとつで、公式情報をもとに整理した比較です。 バッジの説明を見る →
問い合わせフォームだけだと、よくある質問に毎回同じ内容を書いて返信する手間が発生します。そこで候補に挙がるのが、サイトに設置できるチャットボットです。コードを書かずに導入できるツールを中心に、特徴を整理しました。
💭 調べてみて思うこと
チャットボットと聞くと、大きな企業のサイトにある大掛かりな仕組みをイメージしていましたが、実際にはFAQを登録するだけで動く手軽なものから、AIが柔軟に回答してくれるものまで幅があることが分かりました。個人ブログの規模だと、まずは「よくある質問」をまとめたシンプルなボットから始めるのが現実的そうです。
主なタイプ
| タイプ | 特徴 | こんな人におすすめ |
|---|---|---|
| シナリオ型 | あらかじめ用意した選択肢・FAQに沿って回答する | 決まった質問への回答を自動化したい人 |
| AI型 | 登録した情報をもとにAIが柔軟に回答を生成する | 表現の違う質問にも対応したい人 |
| 有人対応との併用型 | ボットで一次対応しつつ、必要に応じて人が引き継ぐ | 問い合わせ件数がある程度多い人 |
シナリオ型|決まった質問への回答を自動化するなら
シナリオ型のチャットボットは、あらかじめ「この質問が来たらこの回答を返す」という組み合わせを設定しておくタイプです。FAQページの内容をそのままボットの受け答えとして設定できるサービスも多く、決まった質問への対応を自動化したい場合に導入しやすいのが特徴です。設定の自由度がシンプルな分、想定外の聞き方をされると対応できない点は理解しておく必要があります。国内向けサービスではチャットプラスやチャネルトークのようなツールがこのタイプの代表例です。
向いている人: よくある質問がある程度パターン化されている人。
AI型|柔軟な受け答えをしたいなら
AI型のチャットボットは、サイト内のFAQやドキュメントを読み込ませておくことで、表現の違う質問に対してもAIが文脈を理解して回答を生成してくれるタイプです。「送料はいくらですか」でも「配送料について教えて」でも同じ内容を認識して答えてくれるような柔軟さがある一方、AIが誤った回答を生成するリスクもゼロではないため、重要な情報については回答内容の見直し・修正ができる仕組みがあるサービスを選ぶのが安心です。DifyやIntercomのFin、Zendesk AIのように、生成AIを組み込んだサポート系ツールがこのタイプにあたります。
向いている人: 決まったパターンだけでなく、幅広い聞き方に対応したい人。
有人対応との併用型|問い合わせ件数が多いなら
ボットでまず一次対応を行い、ボットで解決できない内容は人間のオペレーターに引き継ぐ、という併用型のサービスもあります。個人ブログの規模ではオーバースペックになりがちですが、問い合わせ件数が増えてきた場合の選択肢として知っておくと役立ちます。
向いている人: 問い合わせ件数がある程度あり、一次対応だけでも自動化したい人。
導入前に確認しておきたいポイント
- 想定外の質問への対応方針: シナリオ型の場合、ボットが答えられない質問が来たときにどう案内するか(問い合わせフォームに誘導するなど)を設計しておく必要があります
- AIの誤回答リスクへの備え: AI型の場合、回答内容を後から見直し・修正できる管理画面があるか、誤った回答をした際の免責表示ができるかを確認しましょう
- 表示速度・見た目への影響: 埋め込み型のスクリプトはページの表示速度に影響することがあるため、導入前後でPageSpeed Insightsなどのスコアを比較しておくと安心です
個人ブログに導入するとしたら
個人ブログの規模でいきなり本格的なチャットボットを導入するかというと、正直まだそこまでの必要性は感じていません。まずは問い合わせフォームと、記事末尾のよくある質問セクションの充実で十分カバーできる範囲が多く、問い合わせ件数が増えてきたタイミングで、シナリオ型のチャットボットから検討するのが現実的な流れだと考えています。
よくある質問
Q. チャットボットの導入にコードの知識は必要ですか? A. 多くのノーコードチャットボットツールは、サイトに埋め込み用のタグを1行貼り付けるだけで導入できる設計になっており、コードを書く知識は基本的に不要です。
Q. 無料プランでも使えますか? A. 対応できる質問数や月間の会話数に上限がある無料プランを用意しているサービスが多く、個人ブログの規模であれば無料プランから試せるケースが一般的です。
Q. シナリオ型とAI型、どちらを選べばいいですか? A. よくある質問が一定のパターンに収まっているならシナリオ型の方が、設定した通りにしか答えないぶん誤回答のリスクが低く安心です。質問の言い回しが読者によってバラバラになりやすい場合は、AI型の方が取りこぼしが少なくなります。まず問い合わせ内容を数週間分見返して、パターン化できそうかを確認してから選ぶのがおすすめです。
ノーコードで問い合わせフォームを作る方法はこちらの記事で解説しています。